簿記と詩人
会計事務所で働くほとんどの方が簿記を学んだことがあるものと思います。
私もその一人ですが、学生時代初めて簿記の資格試験を目指して勉強を始めたころは、簿記は随分と無味乾燥なつまらない学習だなと思っていました。しかし、簿記に関する一冊の本に出会ったことにによって、簿記を学ぶことに対する考え方がだいぶ変わったことを覚えています。一見無味乾燥な簿記を学ぶにあたり、ある意味での一つの励みになるものと思い、その一文を紹介したいと思います。
出典:太田哲三著 「簿記の研究」
簿記と詩人
19世紀のドイツの詩人ゲーテは「ブイルヘルム・マイスターの従弟時代」という小説の中で、複式簿記を「人類の創造した最高のものの1つである」といった。ゲーテは簿記の仕組みに美を見出したのである。日本でも明治時代の情熱の詩人与謝野鉄幹が「妻をめとらば才たけて、眉目美わしく情けあり」という詩の中で「簿記の筆をとる若人にまことの男の子君をみる」とうたった。
一見無味乾燥とも思われる簿記を、なぜ詩人たちがそれほどほめたたえるのであろうか。
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